麻酔科/ペインコントロール
どこよりも安全で、動物に優しい麻酔を
当院では、定期的な麻酔科研修と毎月のセミナーを行い、院内での麻酔を安全に実施すべく日々取り組んでおります。
当院での手術はすべて、麻酔科専従医からトレーニングを受けた麻酔チームスタッフが麻酔管理を行っております。担当医が必要と判断した場合や飼い主様のご要望があれば、麻酔科専門医が直接または遠隔にて麻酔管理を行います。
麻酔専従医(麻酔科専門医)
経歴
- 日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
- 酪農学園大学大学院獣医学研究科博士課程修了(獣医麻酔学)
- ネオベッツVRセンター総合診療科勤務
- 北海道大学附属動物病院特任助教(集中治療担当)
- 北海道大学附属動物医療センター特任助教(麻酔集中治療科)
- VES合同会社 代表
北海道、東京、埼玉、奈良、兵庫、福岡など、全国の動物病院で麻酔指導を実施
専門医による麻酔管理をおすすめするのは
- 心臓病や腎臓病、代謝性疾患など基礎疾患のある子
- 高齢の子
- 難易度の高い手術、侵襲性の高い手術を受ける子
- 過去に麻酔で問題を経験したことのある子
上記に当てはまる場合、健康な個体と比べ麻酔リスクが高く、麻酔/術後管理に特別な配慮が必要になります。
海浜動物医療センター麻酔科の取り組み
- VESと連携し、高水準の麻酔・疼痛管理の提供
- 最新の麻酔器、モニター機器の設置
- リスクの高い症例の事前カンファレンス
- 必要に応じ麻酔科専門医による麻酔管理
- 術後のきめ細かい疼痛管理と看護
- 救急・集中治療
- 麻酔症例検討・症例発表
痛みを最小限に、早く日常に戻るための疼痛管理
「家に帰ってから、痛そうにしている」「ごはんを食べない」
など、おうちに帰ってから飼い主様が感じる不安はたくさんあります。この原因のひとつに痛みのコントロールが不十分という場合があります。痛みのコントロールは、注射や内服による鎮痛剤の投与が主体となりますが、術前からの局所麻酔も積極的に実施しております。動物の痛みやストレスを最小限にするため、無痛分娩などでも注目されている硬膜外麻酔や末梢神経ブロックなどを併用し、より快適な術後を実現させます。
- 歯科処置:上顎神経ブロック、眼窩下神経ブロック、下歯槽神経ブロック
- 整形外科手術:腕神経叢ブロック、RUMMブロック、大腿神経ブロック、坐骨神経ブロック
- 腹部外科手術:硬膜外麻酔、局所麻酔腹腔内投与
大切なペットの麻酔や痛みについて心配ごとや質問等ありましたら
当院スタッフまで、いつでもご相談ください