血糖値をはかる新技術(人)

この一週間は発作(てんかん)、誤飲で来院する動物が目立ちました。発作は予見できませんが、誤飲は防げます。チョコレート、ネギ類、ブドウ類、トウモロコシの芯など、それ自体が中毒をおこすものや腸閉塞の危険になりうるものまで、動物たちはさまざまなものを口にすることがあります。

誤飲したことに気付いたら、迷わずにお電話・ご来院下さい。吐かせる処置をほどこしたり、活性炭を飲ませたり、中毒性のものではそうした対処をすることがあります。

ところで、ネットでニュース記事を読んでいたら、ALJAZEERAに、血糖値をはかる新技術についての情報がありました。

Scientist develop pain-free blood sugar test for diabetics

唾液で血糖値がはかれるというもので、細い針で自分の指をさす今の方法に置き換わる可能性があるということです。唾液中のわずかな血糖(血液中の100分の1の濃度)を測定する技術(感度を100倍に高める)を開発したそうです。

動物でも使えたら、糖尿病の管理が非常に楽になります。こうした技術開発をされている研究者の方のおかげで、臨床現場の仕事が成り立っています。

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