「子猫を保護したら」その5

こんにちは、動物看護師の服部です。
「子猫を保護したら」5回目は、病気予防についてです。

野外で生きてきた猫ちゃんには、ノミやお腹の虫が寄生していることが多いです。
病院では、子猫にも安心して使える駆虫薬を処方できます。大量のノミに吸血されれば子猫は貧血しますし、消化管寄生虫の下痢は栄養不良をもたらします。

ノミは気温が13℃あれば繁殖できます。一年中暖かい家の中に侵入されると、ノミの繁殖を防ぐことは困難です。

保護したばかりの猫ちゃんは病気をもっていることがあります。くしゃみでうつってしまう病気もあります。先住猫ちゃんがいるときは、しばらくの間、別々でお世話することをおすすめします。
当院では、猫白血病ウイルス感染症と猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)を検査できる血液検査キットがあります。適当な検査実施時期は、お問い合わせください。検査をするまでは先住猫ちゃんと分けてお世話することをおすすめしますが、ご不明な点がある場合は、ご相談ください。

次回は病気予防についてパート2です☆

幼い頃の“小夏ちゃん”

大きくなりました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です