飼い主さんが在宅中に、ペットが熱中症になる

動物も熱中症になるという知識が広まって、近年は熱中症で来院する犬の姿は減りました。ただ、猛烈な暑さで、早朝や日が沈んだあとでも熱中症になることがあって、油断は禁物です。

ある調査では、犬が熱中症になる状況として「飼い主さんが家にいる中で、犬が熱中症になる」ことも少なくないそうです。留守番をさせるときにはエアコンを効かせて外出するけれど、在宅中は、人が我慢できる暑さなら冷房をいれないこともありえます。犬は人よりも暑さに弱いので、そうしたときに熱中症になりやすいようです。

高齢、呼吸器や心臓に持病を持っていること、肥満であること、鼻が短い犬種などは熱中症のリスクを高めます。