大変だった1日は「ペットと飼い主が大変だった1日」だと気づいた1日。

午後10時ごろ、今日一日のカルテを書きおえて、ぼーっとしていました。

今日もさまざまな病気のペットたちがやってきました。昼食をとれない忙しさで、さすがに心身ともに疲れたなあとおもいながら、私が大変だったということは、それ以上に病気のペット自身、そしてその飼い主さんは大変だったろうと気が付きました。こんな当たり前のことを明確に認識していなかったことを反省しながら、あの犬はどうしているだろう、とか、飼い主さんは今夜安心して眠れるだろうとか、いろいろと考えます。

いろいろ考えていたら、帰り支度をしたKさん、Sさんが、山積みのカルテを前に、Youtube でKmusiclife というチャンネルの音楽を聴いていた私のところにやってきました。ちょっとした立ち話のはずが、飼い主さんのこと、診療のこと、病院のこと・・・あわただしい日中にはなかなか話し合えず、でも、とても大事なことを、結果的に話すことになりました。

どの動物病院も、どうすればいい病院になれるのか、模索しているとおもう。いい動物病院、いい診療、いい獣医師とは何だろうと考える。野球選手と違って、獣医師には100%の診断力が要求され(打率3割はすごいが、診断率3割は?)、かつ、ただ診断すればいいわけではない、動物も飼い主もできるだけ安心できることが必要で、それはなかなかにきびしい条件だろうともおもう。

結論はありません。一頭ずつ、真剣に、丁寧に診察するしかないのではないかとおもっています。

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