今日の空 2018.11.05 『君あり、故に我あり』

「きれいな空をみたとき、自分は何を考えているのだろう」と考えてみたら、たいてい、妻にこの空の美しさを伝えたいとおもっていることに気づきました。自分ひとりだけで美しさに感動するのもいいのでしょうが、共有する他人がいるというのは、美しさの価値を一層高めるものかもしれません。

個人的な話になりますが、私の妻のことを書きます。育児と家事で大忙しの毎日を送りながら、いつも夕食を準備して、帰宅の遅い私を待っています。「これ買っていい?」というときは、家事に関するものか、子どもたちにかかわるもので、結婚してから、妻自身のためになにか贅沢な出費をしたという記憶がありません。私が仕事をがんばれるのは、小さな子どもたち2人の存在はもちろんありますが、私を信頼して、不平も言わずに子どもたちを守っている妻のおかげでもあります。

妻の誕生日を忘れること2年連続。感謝しているといいながら、うっかりな自分を反省します。いつもいる存在だからと甘えず、敬意を払わねばならない他者として、妻に感謝しています。

サティシュ・クマール『君あり、故に我あり』という本があります。西洋哲学の礎を築いたデカルトは「我おもう、故に我あり』と自己中心の世界観を提示しましたが、サティシュ・クマールは他者がいるからこそ、自分がいるのだと素晴らしい発見を示しています。

他人もペットも植物も野生の動物も、私たちにとっては他者です。その他者に感謝しながら、毎日を送りたいとおもっています。

今日の空 2018.11.05 『君あり、故に我あり』” に対して2件のコメントがあります。

  1. カナン より:

    いつもお世話になっております。
    畠先生の優しさはカナンを診る眼差しからも感じられます。
    わが家は週末しか主人は帰って来ません。
    仕事をしながら4人の子育て家事は本当に大変ですが、主人には感謝しかありません。
    主人の健康と無事に帰って来ること、子供の健やかなる成長が妻として母としての一番の望みです。
    贅沢な生活など望んではいません。
    奥様も私と同じだと思います。
    時には想っているだけではなく気持ちを言葉に出してあげてくださいね。
    どんな高価なプレゼントよりも嬉しいはずです。

    1. KaihinAMC より:

      ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
      カナンちゃん、がんばりましたね。ご家族の愛情があってこそですよね。
      お子様が4人、とても大変かと想像しますが、お子様たちから受け取るものもそれだけ大きいのでしょうね。
      気持ちを言葉にする、ちょっと気恥ずかしいときもあります。私が改まって「いつもありがとう」とか口にすると、妻がいぶかるような表情で「何?」と反応することもありますが、おもっていることをきちんと伝えることは大切ですよね。
      「どんな高価なプレゼントよりも」、そうですね。私も妻からのちょっとした一言がとてもうれしいことがあります。日々、感謝していきたいとおもっています。
      コメントを寄せて下さり、ありがとうございました。

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