どんどんかわいい猫になりますよ
写真は保護猫のチャーちゃん。
地域猫や劣悪な環境にいる猫を保護している方が、この子を連れてきて下さいました。皮膚がぼろぼろなのは、疥癬(猫小穿孔ヒゼンダニ)に寄生されているためです。「この子のために、できるだけのことをしてほしい」。優しい人に助けてもらってよかったね。
看護師のAさんと一緒に、この猫の治療をしました。
いまは見た目は決してきれいとはいえませんが、これから日ごとにかわいい猫ちゃんに変わっていきますので、みなさん、本当の姿になるまで待っていて下さい。「変身」する様子を随時アップしていきます。
最初はちょっとこわがっていましたが、お腹が空いていたのでしょう、しっかり食事もして、トイレもしていました。
これが疥癬です。セロハンテープでとったもので、倍率は400倍。疥癬には疥癬なりの生存理由はあるのでしょうが、猫にとってはつらい寄生虫です。しっかりと駆虫しなければなりません。
私たちが寄生虫や害虫とみなす生きものにも、生きる理由があります。
とはいっても、やっぱり、生理的に受け付けない虫もいるのは事実です。さきほど、シャワーも浴びて、これから勉強しようかなとおもって、台所にお茶を作りにいったら、壁面にゴキブリがいました。叩き潰そうとおもったら冷蔵庫と壁の隙間に逃げ込んで、手が出せません。殺虫スプレー(妻が急いで買ってきた)であぶり出して、殺しました。
助けたい命がある一方で、そうでない相手もいる。