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 2006年11月

処方食セミナー

Happy Birthday

獣医師日記

看護士日記

腫瘍認定医 林先生紹介
 
 
2006年11月ニュース                                       
処方食セミナー

 11月22日(水) 共立製薬主催の「病院スタッフ向け処方食セミナー」を開催しました。

  当院の獣医師、看護師が出席し、処方食についての勉強会を2時間にわたり行いまました。 今回は、去勢・避妊を行った猫ちゃん向けの処方食について重点的に勉強しました。

 去勢・避妊をした猫ちゃんは、去勢・避妊をしない猫ちゃんにくらべて、肥満になる率や尿結石のリスクが高くなります。しかし、食事を工夫することで病気になる率を防ぐことができるようになります。


 今回新発売された処方食は、嗜好性も工夫されています。また、年齢別に豊富なラインナップをご用意しています。

 今後、去勢・避妊を検討される飼主様は是非、処方食も含め獣医師にご質問ください。
 また、すでに去勢・避妊の手術をされた飼主様には、サンプルをご提供いたしますので、お気軽に声をかけてください。

 病院では、処方食に関する飼主様へのセミナーを開催する予定です。内容や日程が決まりましたら、このホームページの「しつけ&セミナー」ページでおしらせいたします。



院内案内ポップ 

小袋サンプル


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Happy Birthday
鈴木Piccoloちゃん

平成15年11月16日生まれ 3歳

3才になりました。
いつも元気に○ころと遊んでいます。
戸張あずきちゃん

平成16年11月15日生まれ 2歳

まだまだ やんちゃで手を焼く娘ですが
「お姉ちゃんになったなぁ」と
思える瞬間も増えてきました。

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獣医師日記
11月になり、ますます寒くなってきました。
今月を担当させていただきます林です。
今回はこの夏に私が診察したある猫と家族の話をしたいと思います。

その猫はシンクちゃんという名前の15歳の日本猫で、 2週間ぐらい前から食欲がないということで来院しました。
ケージから出てきたシンクちゃんをはじめて見た印象では、脱水もかなり進んでいる様子がみてとれました。

診察を始めてすぐに頚部のリンパ節がかなり腫れているのに気がつき、
その時点で飼い主のお父さんには悪性の腫瘍であるリンパ腫の可能性を伝え、詳しい検査を勧めました。

レントゲンや血液検査などをした結果、
シンクちゃんはかなり状態が悪いリンパ腫と確定しました。
その結果をお父さんに話し、今後の相談をしました。
お父さんは食欲がないことには病気と闘えないという事で、
状態がある程度改善するまで入院する事を決めました。

はじめシンクちゃんは元気も食欲もなくとても心配しましたが、
数日の点滴・注射治療により、自分でも食べられるようになるまで回復しました。

退院後、シンクちゃんは家でも食事を食べてくれ、お父さんもかなり喜んでくれました。

しかし退院後数日でまた食欲が落ちてきました。
お父さんと再び今後の治療について話し合い、
その結果、毎日の通院注射治療と週一回の半日預かりでの抗癌治療をすることになりました。

それ以来、私は毎日シンクちゃんを診察しました。診察をしながら、お父さんと毎日お話をしました。
シンクちゃんが何を食べてくれたか、様子はどうかなどの家での様子のことはもちろん、
お父さんの昔話などもたくさん聞きました。
たまに一緒に来院されるお母さんや娘さんもとてもいい方で、
私はそのご家族と病院で会うことが毎日の楽しみになりました。

抗癌治療もはじめの2回はとても効果がありました。
リンパ節の腫れもやや収縮し、抗癌治療直後は食欲も普段より出るそうで、
お父さんもとても喜んでくれました。

しかし3回目の抗癌治療の日、シンクちゃんはいつもと様子が違いました。
検査の結果、リンパ腫が急激に進行したのです。
その日は抗癌治療を中止し、お迎えに来たお父さんにそのことを伝えました。
お父さんh悲しみながらも、「いつかはそんな日が来ると思っていました。」とその事実をうけとめられていました。

その次の日よりシンクちゃんは体重が少しずつ減っていき少しずつ弱っていきました。
それでもお父さんは来院されるたびいつも明るい様子で「昨日はいわしを食べました。」
「今日はマグロを好んで食べました。」などとシンクちゃんが食べてくれたものを嬉しそうに私に話してくれました。
私もシンクちゃんが何を食べてくれるかと一緒に頭を悩ませました。
治療に関してもいろいろ状態に合わせて行ってきましたが、腫瘍の進行を抑えることはできず、
そんな一進一退の状態が1週間あまり続きました。


最後の数日はもうおきあがる事ができなくなりました。
しかし顔の表情と呼吸はとても穏やかなものでした。
私もお父さんもシンクちゃんの死期が迫っていたことは
話に出さずとも分かっていました。
退院直後の元気な時からすでに亡くなることの話はしてきたからです。

亡くなる2日前、診察台に横たわり、穏やかな呼吸をしているシンクちゃんを挟んで、私とお父さんはいつものように話をし始めました。
その途中お父さんは涙ぐみました。
そんなお父さんを目の前にした私も治療の途中ではありましたが、
今までの事が胸にこみあげ一緒に泣いてしまいました。


その翌日シンクちゃんは自宅で家族に見守られながら静かに安らかに亡くなりました。
しばらくしてご家族は病院にお礼の挨拶に来てくれました。
気持ちの整理はまだ完全にはできていないとの事でしたが、
お父さんはいつもの明るい様子に戻っており、一緒に元気だった頃のシンクちゃんの思い出話をしました。



家に来たばかりの頃のシンクちゃん

思い出を分かち合える事はとても幸せな事です。
獣医師として関わるかぎりその思い出は病気になってからの時間が長くなるため、とても悲しい思い出になりえます。
けれどその中でも悲しみに負けずシンクちゃんと共に
頑張られたご家族の深い愛情に私は心うたれました。

ペットの死というのは飼い主にとってとても辛く悲しいものです。
われわれ獣医師もご家族同様、その死と携わるのは本当に辛いことです。
私は今後もご家族のペットへの想いを分かち合えるよう、
日々獣医療を学ぶとともにご家族の心もしっかり考えていきたいと思います。
H18.11 林 大介

表情豊かなシンクちゃん。かわいい写真を頂きました。

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看護士日記
みなさん、お久しぶりです。新病院になってから、はや3ヶ月がたちました。
受付を主に担当しているVTの吉崎です。

新病院になってから、待合室が広くなり、診察室への案内の時や精算時にお会計まで来ていただくときに、マイクでお名前をお呼びするようになりました。 

みなさんの感想はいかかでしょうか?私達は立派なウグイス嬢になれているでしょうか。


マイクを使うとき、私はいつも小学校時代を思い出します。
私は昔からとにかく声が大きくて、高くて、うるさくて有名でした。
その声を生かしてなのか?放送係に任命され、毎日の放送を担当していました。
よくありますよね?「給食の時間になりました。」
「下校の時間になりました。車に気をつけて帰りましょう。」 などです。

特に、放送係のメインイベントは、運動会のアナウンスでした。
「赤組、白組の入場です。」から始まり、台本はびっちりでした。
かなり緊張していましたが、話し出すと不思議と落ち着き、大きなミスもなく話せてました。
子供ながらにとても充実した仕事をしていたのを覚えています。

その後マイクと言えば、カラオケくらいでしか付き合うことはなかったのですが、
今回の運命の再会です。
私の自慢の喉を生かした美声?で、皆様のお名前をお呼びさせてもらうのが今は楽しみでもあります。

マイクの声は2階待合室はもちろん、3階待合室、1階フードショップにいても
全て聞こえるようになっております。
お待ち頂いている間にショップで買い物されていても大丈夫です。
どうぞ安心してお買い物、おしゃべりをしていてください。

待ち時間を少しでも短く、有意義にお待ちいただけるように、
スタッフ一同努力してまいります。皆様もなにか意見などがありましたら、
どんどんスタッフまで声をかけてください。お待ちしております。

H18.11 吉崎 良子

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腫瘍認定医 林先生紹介

秋風が木の葉の匂いを包みながら、町のなかを吹き抜けていきます。
11月に入り、すっかり秋になりましたね。
病院が移転してから、3ヶ月が過ぎました。

そんな海浜動物医療センターに新しいメンバーが加わりました。
獣医腫瘍学認定医である、林 光児先生です。

林先生は、麻布大学附属病院の腫瘍科で活躍されている腫瘍専門医です。 腫瘍学とは、いわゆるガンに対して、内科治療、外科治療、抗ガン剤、放射線治療を含めた総合的な治療方針を組み立てて、戦っていく学問です。

動物たちの寿命が延びてきた事に比例して、腫瘍もまた増えてきました。
獣医医療域でも、腫瘍学の必要が叫ばれて研究されはじめてから数十年、
いまだ日進月歩の分野であり、今、最も注目を集め、また必要とされている分野の一つといえます。

伴侶動物として少しでも長くそばにいてほしいという、飼い主さんの強い気持ちから、腫瘍学の必要性は高まりました。
十年前には難しかった放射線治療が、現在限られた施設ですが可能になっていることが、
良い例といえるでしょう。

それと同時に抗ガン剤や、放射線療法などは、使用には高度な専門知識と経験が必要と
される治療法です。毒をもって毒を制するといった方法であることも、その片面であるのです。

林先生は、数少ない腫瘍認定医、第一種を習得された腫瘍専門医で麻布大学附属病院の腫瘍科において、現在も診察を行っています。

非常に豊富な経験と知識を持った素晴らしい先生ですが、大変気さくで親しみやすく、
深い愛情を動物たちに持っています。
専門医というとなんだか硬い響きがありますが、本人にあえばそんなイメージは吹き飛ぶはず。
ぜひお声をかけて下さい。
きっとやさしく疑問に答えてくれます。
当院では林先生の診察のみ、完全予約制で診察を行っています。

林先生をメンバーに迎え、ガンに対して今まで以上に積極的に取り組んでいく所存です。
動物たちと少しでも長く、元気に幸せに暮らしていくことが出来るように、
ガンとの戦いは避けられません。
治療とは勿論、精神的なケアも含めてのものだと考えています。
もし、自分の子がガンになったら・・・それは誰にでも訪れる不安です。
私たちは常に努力を重ねていきます。

H18.11 日野原 佐伎子

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