今日はお休みを頂いているので、家族で「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」にいってきました。狭いスペースに、カブトムシとクワガタムシがわさわさいて、どの子供たちも大興奮していました。

私は東京都江戸川区に住んでいるので、子供たちが普段接する自然はそれほど豊かではありません。カブトムシと出会うこともないので、人工的な環境とはいえ、こうして昆虫を自由に触れることは、子供たちには大きな刺激になるとおもっています(もちろん、犠牲となる昆虫たちには申し訳ないともおもっています)。

この昆虫展の目的のひとつは、昆虫の実物標本とその生息環境の写真を通して、産地の風土の中での、生き物や人間の文化の、色や形の意味を探ろうというものです。(中略) 我々が何より大切にしたいと思ったことは、『虫の手ざわり』、つまりは自然の手ざわりです。生きたカブトムシやクワガタムシに触ってください。インターネットなどがますます発達して、何でも見て『知っている』子供たちに欠けているものは、本物の手ざわりなのです。そして、虫に興味を持った人は、捕虫網を手に、自然の中に飛び出してほしいと思います。

大昆虫展実行委員会委員長で、著名な昆虫学者の奥本大三郎先生のあいさつ文です。

知っているだけのことは、実は知っていることにはならないのかもしれません。映画「グッド・ウィル・ハンティング」は忘れがたい作品のひとつで、マット・デイモン扮する主人公は数学における天才性とずばぬけた記憶力を持ちながら、人生に希望を見いだせずにいますが、彼はある精神科医と出会うことで、心の扉を開きはじめます。その精神科医がいいます。「きみはもちろん、システィーナ礼拝堂の知識は持っているだろう。でも、きみはシスティーナ礼拝堂の天井をあおいで、その空気を吸ったことがあるのか。きみは知識があるだけだ」。

大昆虫展、おすすめです。ただ、冷房がきついので、大人も子供も長袖を用意したほうがいいかもしれません。私は寒かったです。